成田幼稚園ニュース

2023年7月19日

 泥んこ遊びの できる 幼稚園
  ―お子さんの 園 選び―





 雨あがりの園庭の光景です。どの子も自分から靴下、靴をぬぎ 水たまりに直行。それを見た他児も 朝の身仕度の 早いこと 早いこと。たくさんの子ども達の「泥んこ遊び」が始まりました。気持ちいい~ 楽しい~ お家でも なかなかできないでしょう。

 本来、子どもは自然の環境を一番、身近かに 感じとれる感性をもっています。だんだん大きくなり 智恵がついてくると、したくても してはいけないこと と感じとっていきます。やりたいことは 思いきりやらせてあげる 年令の時期や環境を 本園では大切にしています。

 今の時代、子ども達の 遊びの世界にも規制、規制が多いので楽しさが 欠けているようです。また楽しく過ごせる子ども向きの場所など あちこちの地域に多くできていますが、有料で人為的に構成されている所が 非常に多いように思います。子どもは一箱のダンボールでも 一個の積木でも 遊びを創り出し、長時間 集中して遊べる能力をもっています。

 
 生活の中で自然な遊びを幼児期に経験することで 心も豊かに育ちます。改めて園庭で遊ぶ子ども達を見ていると、三輪車を何台も連結して動いていたり、スベリ台や太子橋で ポーズをとりながら滑っていたり、すごいスピードで走り挑戦したり、鉄棒などの遊び方も 遊具を自分流の遊びに使いこんでいる姿や 力を試している姿が見られ、主にそんな年長児の姿は 年中、年少児にも刺激を与えていて 異年令の遊びの交流というのでしょうか、教えなくても 自分達で学んでいるように見えます。

 「泥んこ遊び」もめずらしいと あえて とり上げられるような今日、それすら「ダメ!」と規制されるより「泥んこ遊び」のできる幼稚園で 大切な幼児期を過ごせるという 親御さんのお子さんの園選びにも つなげていただくと嬉しいです。